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人物写真の肌レタッチを普通にやってみる編

今までロクに参考にならないであろう記事ばかりをいくつもかいてきたので、
今回は人物写真でよくやる肌レタッチ方法のいくつかをご紹介します。

▼index
 1、大まかな部分を修正
 2、細かい部分の修正
 3、各パーツの色味の調整や濃淡を付ける(おまけ)

1、大まかな部分の修正(滑らかな肌に)
フリー素材のきれいなお姉さんをお借りして進めていきます。

 1-1cap       

1-1、元画像レイヤーをコピーして3つのレイヤーを作成します。
写真(元画像)、ぼかし、ハイパスなど、わかりやすいように名前を付けとくと後々楽です。

1-2、「ぼかし」レイヤーにフィルタをかける。
フィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)。下記画像位のぼんやり度がオススメ。

1-3、「ハイパス」レイヤーにフィルタをかける。
フィルタ→その他→ハイパス。ぼかしと同程度をつけると良いと思います。

1-4、「ハイパス」レイヤーの描画モードをリニアライトに変更し、不透明度を50%位に(ここもお好みで)

 

1-2cap

 

1-5、ハイパスをかけたレイヤーにマスクをかけて消しゴムツールで気になる部分をなめらかになるまで消していきます。
やりすぎたら描画色黒のブラシツールで消しながら調整。

 

1-3cap

 

2、細かい部分の修正
1で終了することも稀にありますが、より細かい部分の修正が必要な場合の代表的な方法を下記で紹介していきます。

・コピースタンプツール
指定した場所の画像をコピーして別の場所にペイントする機能。

・修復ブラシツール
コピースタンプツールによく似た機能をもっていますが、より修復に特化したツール。
なぞると勝手にその近辺の要素を拾い貼り付ける画素の色調を整えてくれる機能。

・ブラシツール
みなさんおなじみ。ブラシのサイズや種類など様々でペイントする機能。

個人的には大体コピースタンプツールとブラシツールで基本やってしまうことが多いです。

ここからはほんとにひたすら満足するまでこまかーく丁寧にやっていきます。
今回はコピースタンプツールでしみなど細かい部分で気になるところを消していきます。

 

2-0cap

3、各パーツの色味の調整や濃淡を付ける(おまけ)
おまけのレタッチです。よくやっている調整を少しだけご紹介します。

3-1、唇に色味をもたせる
唇の部分だけにマスクをかけてトーンカープで色味を補正。
若干赤味をけしたかったので唇レイヤーに色相・彩度のクリッピングマスクをかけて、
最後に唇にツヤを出すために光をブラシで入れる。

 

3-1cap

 

3-2、目に存在感を出す
目がちょっとぼやっとしているのが気になったので、3-1と同じ方法でトーンカーブで補正し若干存在感を出します。
白目の部分をより白くするためブラシで白を入れて、最後に目の光を追加。

 

3-2cap

 

 

3-3、髪にツヤを出す
髪の毛の濃淡を出すために暗い部分とツヤのある光部分をより出していきます。
暗い部分と光の部分をそれぞれブラシでなぞってマスクをかけてトーンカーブで調整。

 

3-3cap

 

3-4、全体的な色味の調整
調整レイヤーのトーンカーブ、ベタ塗りをそれぞれ作成しお好みで調整。

 

3-4cap

 

完成です。

 

4-0cap

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普段よく目にしているポスターなどの作品は基本レタッチが入ったものがほとんどです。
本当に素晴らしい技術は、それが当たり前になっているので気づかれないもので。よく聞く「当たり前の凄さ」というものを、いざやってみようと足を踏み入れるとしみじみ感じますね。レタッチャーさん尊敬。

 

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飽き性です。