『世界水泳福岡2023』SNSプロモーションの現場を直撃!
テレビ朝日メディアプレックスでは、7月14日から開催されている「世界水泳福岡2023」のSNSプロモーションを行っています。
■世界水泳福岡2023 とは
2023年7月14日から30日までの17日間にわたり、福岡県福岡市にある4会場を舞台に、世界水泳連盟が主催する「世界水泳選手権2023福岡大会」が開催されています。
日本では2001年以来、22年ぶりの開催となりました。今大会にはおよそ200の国と地域より、2400名にも及ぶアスリートが集結し、世界タイトルをかけた熱戦はもちろんこと、2024年に行われるパリ五輪の出場枠をかけた争いを繰り広げています。
参考:
・国際オリンピック委員会 公式Webサイト
https://olympics.com/ja/news/swimming-world-aquatics-champs-fukuoka-2023-schedule-to-watch-ikee-team-japan
・世界水泳選手権2023福岡大会 公式Webサイト
https://www.fina-fukuoka2022.org/
・テレビ朝日水泳中継番組の総合サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/swimming/sekaisuiei2023/
テレビ朝日メディアプレックスでは、テレビ朝日系列地上波・BS・CSでの中継、ABEMAにてネット配信されている「世界水泳福岡2023」を盛り上げるべく、「テレ朝水泳」の各SNS公式アカウントに、イベント情報や選手情報、その他取材で得た情報などを随時投稿する施策(*SNSプロモーション)を実施。
本日はその運用を担当している3名の社員に話を聞いてみました。
*SNSプロモーションとは
主に認知や購買などの促進を目的とし、Twitter・Instagram・TikTok などのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に情報発信する等の活動のことをいいます。
「テレ朝水泳」SNS公式アカウント
・Twitter
https://twitter.com/swim5ch
・Instagram
https://www.instagram.com/swim5ch.tvashi/
・TikTok
https://www.tiktok.com/@swim5ch.tvasahi13
・速水永遠【公式】Twitter
https://twitter.com/Towa_Hayami
※テレビ朝日公式、世界初のバーチャルスイマー「速水永遠(はやみとわ)」のアカウント。
ー「世界水泳福岡2023」のSNSプロモーションとは、具体的にはどのような内容ですか?
TwitterとTikTok、Instagramという3つの媒体の「テレ朝水泳」公式アカウントに、「世界水泳2023」に関する情報を投稿してイベントを盛り上げるお仕事です。
Twitterは放送告知や大会情報、大会映像の切り出しなどを投稿しています。
TikTokに関しては、スーパープレイ、面白いシーンや演技などを探し、縦型用に動画編集をしてから投稿しています。
Instagramはその両方の良いとこどりをしており、ストーリーでは放送告知など、リールでは面白動画などを載せています。
Twitterには即時性が求められる情報を投稿し、TikTokにはエンターテインメント性のある情報を載せている感じです。
TikTokはバズる情報が他のSNSとは違っていて、例えばフライングをして失格になった選手にフォーカスしたコンテンツや、面白い水着を着て演技をした選手を取り上げたコンテンツなど、誰が見ても気を引くことができる動画が人気を集めたりしています。TikTokには、結果などのニュースをただ載せただけでは、ほとんどバズりません。
ーSNSの特性によって内容を変えて投稿しているんですね!この仕事の難しいところはどこですか?
TikTokに投稿する動画コンテンツを作った時、色々な権利の問題で没になった事がありました。渾身の作品だったので残念でしたが、もちろん仕方のないことだと思っています。
そもそもTikTokでバズるコンテンツは何なのか、それを考える作業が非常に難しいです。水泳に関しては、チーム競技、例えばサッカーや野球などに比べて総じて選手の認知度が低かったり、泳いでいる時は選手の顔が見えなかったりする競技なので、それをどう面白く見せればよいのか、常に考えています。
競泳の結果については、公式リザルトや現地スタッフからの情報、LIVEで送られてくる中継素材を元にコンテンツを作成し、Twitterにリアルタイムで投稿しています。Twitterで投稿する内容はもちろん絶対に間違えられないですし、かと言って、確認に時間をかけていたら即時性が無くなってしまいます。スピードと正確さを同時に求められる、非常に緊張感があるお仕事ですね。
ー大変さが、とてもよく伝わってきました。逆に、この仕事の醍醐味は何だと思いますか?
やはり「世界大会に携われる」ことではないでしょうか。テレビ局のグループ会社だからこそ、ダイナミックな仕事に携われていることを、日々感じています。
私はスポーツが好きなので、スポーツの大会に深く携われているのはとても楽しいですね。8月からはFIBAバスケットボール・ワールドカップが始まりますが、こちらもSNS運用の担当として携わることになっています。私はバスケをずっとやっていたので、今後、日本人選手の活躍が楽しみですね。
自分が考えて作った動画がTikTokでバズった時、その瞬間が何より嬉しいです。私は数字が大好きなので、いつも再生回数を追いかけています。これからも、スポーツの面白い側面を見つけ、再生回数の伸びる面白い動画をたくさん作れるよう、尽力していきたいと思います。
ー最後に、テレビ朝日メディアプレックスのSNSプロモーション担当として、今後の展望を教えてください。
私たちはSNSを通じて、勝ち負けの結果だけではない、新しいスポーツの見方を提供したいと考えています。スポーツのコアファンではない方々にもSNSを通じて興味を持っていただき、いずれはその方々が地上波テレビのスポーツ番組を見て楽しめるようになっていただけたらと願っています。
テレビとSNSを通して日本スポーツ界全体を盛り上げられるよう、これからも努力し続けたいと思います。