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2026.05.08

AWS発AI IDE「Kiro」ハンズオンを開催しました

テクノロジーソリューション事業本部では、AIを活用した業務効率化を進めています。その一環として、AWS発のAI IDE(*1)である「Kiro」のハンズオンを開催しました。
当日はAWS Japanの専門エンジニアによるレクチャーのもと、実際にKiroを操作しながら、AIが仕様からコードを生成する「仕様駆動開発」の最新手法を体験しました。最先端のAIツールがもたらす開発スピードの向上と、次世代のエンジニアリングの在り方を深く学ぶ貴重な機会となりました。

今回は、ハンズオン会の参加レポートをお届けします。

(*1) IDE: プログラミングに必要な機能を一通り揃えた開発支援ソフトのことです。コードを書くだけでなく、ボタン操作や分かりやすい画面表示によって、直感的に作業を進められるのが特徴です。

 

Kiroは、AWSの高度な「AIエージェント」と一緒に開発を進められる統合開発環境です。チャット形式で直感的にコードを書く「Vibeモード」に加え、事前に定義した仕様に基づいて設計から実装までを一貫して進めてくれる「Specモード」を自在に使い分けられるのが大きな魅力です。

今回のハンズオンでは、「Specモード」を中心に、AIとの対話のみで仕様書の作成、詳細設計、そして実装までをKiroが一貫して完結させるプロセスを体験しました。

一般的なコーディングはもちろん、AWSサービスを組み合わせた複雑な実装や保守まで幅広く対応できるポテンシャルを学び、AI主導で開発が加速するスピード感に参加者一同、驚かされました。

<体験した感想>

・直感的な操作性と導入のしやすさ:

普段使い慣れているVS Code(*2)と操作感が同じため、スムーズに作業に入ることができました。

複雑な追加設定や別ソフトのインストールも不要で、「Kiroひとつで完結する」ため非常に使いやすいと感じました。

・圧倒的な開発スピードと効率化への期待:

複数のターミナルを同時に動かせるため、並行作業の効率が格段に上がる印象を持ちました。

AIとの対話のみでプログラミングコードを一行も書かずにアプリを完成させた受講者からは、驚きと今後の業務活用への期待が寄せられました。

・「ステアリング機能(*3)」におけるカスタマイズ性の高さ:

案件固有のアーキテクチャやコードルールを事前に学習させることで、回答精度を担保できるほか、プロジェクトに最適化された実装が可能な点が魅力的でした。

仕様が曖昧な状態からでも、AIとの対話を通じて要件定義から実装まで一気に進められる点は、実務において非常に有用だという評価が集まりました。

(*2)VS Code: Microsoftが提供する、代表的なIDEです。「Kiro」もVS Codeに準拠したインターフェースを採用しているため、既存のエンジニアリング環境から違和感なく移行できます。

(*3)ステアリング機能: AIの出力の方向性を制御するためのカスタマイズ機能で、チーム共通のコーディングルールなどをAIに永続的に学習させることができます。プロジェクト固有のアーキテクチャや言語設定などをあらかじめ定義することで、業務ごとに最適化された回答を導き出します。

 

「エンジニアの『岐路(きろ)』をサポートする」という由来の通り、Kiroを活用することで私たちの開発スタイルをよりスマートで効率的・創造的なものにしていくことを実感しました。

AWSのAIサービスの展開が非常に注目を集めている今、最新サービスに積極的に触れる機会を増やし、チーム全体で楽しみながら、さらなる業務効率化と価値創造を目指していきたいと考えています。


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