BLOGブログ

先輩×後輩 対談Vol.2

今年度はメディプレに3名の新入社員が入社し、早8カ月が経ちました。オペレーショングループに配属された2名は、入社後どのような働き方をしてきたのか、先輩社員M・Yさんも含めたインタビュー対談をお届けします。

ー現在のお仕事内容を教えてください。

現在はテレビ朝日の番組Webサイトの運用、制作業務を行っております。最初に任されたのがバラエティ番組のサイトでした。現在はスポーツサイトやドラマサイトなども行っております。最近では全日本大学駅伝サイトを放送に合わせてリアルタイムに運用していく作業なども行いました。

私も同じく、テレビ朝日の番組Webサイトの運用業務を担当しています。バラエティサイトの運用が多いですが、それ以外に、テレビ朝日のスポンサー様が提供している番組サイトの運用なども担当しています。時々、スポーツサイトを手伝うこともあります。

ーお二人は文系出身ですよね?入る前からWebの知識はあったのでしょうか?

PowerPointやWordくらいは使っていたのですが、HTML/CSSなどは「エンジニアの人が使う言語」という認識しかなく当然触ったことが無かったです。ただメディアプレックスの採用選考の面接で「Webの知識が無くても、未経験でも大丈夫」と言われたので、入社に当たって不安はありませんでした。実際、入社後は会社の教育プログラムを受け、もちろん自分でも勉強をしていますので、今は普通にHTML/CSSを書いていることを、当時は全く想像してませんでした。

同じく私も、Webの知識は全くありませんでした。知識どころか、基本的にデジタル関連のものには触れてこない生活をしていました。入社後に外部研修を受けたり、OJTが始まってからは、先輩方がフォロ-に入ってくださったので、少しずつ学びを深めてきました。

 
2人は入社後に約1カ月間外部研修プログラムを受けてきた後、5月下旬にオペレーショングループに配属されました。それからはOJTを行ってきました。最初の1週間はどこに何があるかを説明するところから始めて、6月中は社会人としての基本的な姿勢や、テレビに関することやWEBについて一から説明しましたね。初めのうちは業界のルールや用語もわからないことが多かったのですが、サイト運用をする中で目にする機会が多かったので、しっかりと覚えてくれましたので、7月になってからは担当サイトを少しずつ増やし、9月には運用が通常よりも複雑なサイトにチャレンジしてもらいました。今は運用サイトの対応数を増やし、突発的に発生する運用にも対応できるよう頑張ってもらっています。

ー入社してから8カ月経ちましたが、振り返ってみていかがですか?

思い返すと本当に色々なことがあって濃い8カ月でした。HTML/CSSなどスキル面以外に、社会人としての振る舞いについても様々なことを教わりました。今後はJavaScriptも勉強したいなぁと思っていて、やりたいことがたくさんあります。
プライベートでは、大自然をフィールドに多種目の競技をこなしながらゴールを目指す、アドベンチャーレースに参加しているため、週末はトレーニングしています。体育会出身なのですが、最近は体を動かすことは週末だけになり学生時代より少なくなりました。頭は圧倒的に動かしています(笑)

正直、私はあっという間で、とても驚いています。一歩ずつですができることは増えてきているので、今はとても楽しいです。一日が濃いのは確かで、家に帰ったらパタっと寝てしまい、すぐ朝になります(笑)ですが、土日祝日は完全休み、平日もそこまで遅くなることは無いので、メリハリを付けられている生活だと思います。

二人の性格が仕事にも出てるなと思います。S・Oくんは、まずやってみてから考えるタイプ。M・Iさんは真逆で、やる前にじっくり考えるタイプ。二人ともアプローチが全然違って、教育担当としても面白かったです(笑)ただ二人とも、自分に合ったやり方で取り組むので、吸収が早いと感じています
私も新卒で入社した社員の教育担当は初めてだったので、私自身も学ぶことが多々あり、不安や手探りの部分もありました。教育担当だからといって、つきっきりで何から何まで教えてしまうと成長を妨げるだろうな、と思いながらも、手放しで任せるのは怖かったり。でも、8月頃からは思い切って本人達に任せてみるところを増やそうと思いました。任せた仕事が終わったら報告してもらって、できなかった部分は指摘して、という感じでしたが、やり切ってくれているので優秀だなと感じています
常に意識していることは、今後二人がどの部署に配属されても今の経験が活かせるように、同じ業務だけに偏らず、なるべく色々な種類の仕事を経験できるように調整することです

ー入社してから一番嬉しかったできごとは何ですか?

たくさんあって一番は決められないのですが、成長できたと感じた時は嬉しく思います。最近では、あるシステムをサイトの中に導入する作業があり、それをやり遂げられたことはとても嬉しかったですね。社内でもまだ導入作業をしたことがある人が少ない案件を任され、試行錯誤して何とかできたことの達成感とその過程で成長を実感できたのが嬉しかったです。
あとは、Mステのリハーサルで生のアーティストを見れたことはとても嬉しかったです!(笑)

私は、一番最初に、自分でWebサイトの公開をした時の感動が忘れられません。これまでユーザーとして見てたサイトを私が公開している、自分が手を加えたものが世の中に出ている、と思うと、なんだか不思議な気持ちがしたのを覚えています。

私も覚えてます!2人とも初々しかったですね。「やった!私公開した!」と言ってるのを見て、忘れかけてた何かを思い出した気がします(笑)

ー逆に一番辛かったできごとは何ですか?それはどうやって乗り越えましたか?

外部研修でWebスクールに行って、初めて一からサイトを作成したことです。3週間かけて自己紹介サイトを作ったのですが、本当に大変でした。例えて言うなら、数字を知らないのに数学の問題を解く感覚でコードを書いていたのですが、やってもやってもイメージ通りにいかないことばかりで、完成まで辿り着けないと思っていました。それでも何とかやりきれたのは、自分が初めて作り上げたWebサイトを見てみたいという気持ちがあったからです。結果的に、この時一からサイトを作ってたくさんつまずいて、それを乗り越えていったことは今の業務で活きていると感じますね。

正直、つらさというのはあまり感じた事はないかもしれません。解釈にもよりますが、周りの状況に対するネガティブな感情のことを「つらさ」だと認識しているので。それよりも配属されたばかりの時の、早く役に立ちたいのに、何もできない不甲斐なさのほうがもどかしく感じました。それに関しては、あの頃とレベルは違えど今も感じること多いので、もっと経験を積んで、自己研鑽に励まねばならないと感じています。

二人とも「つらいです」って言ったのをほぼ聞いたことがないので、大丈夫かなと心配していた時もありましたが、ポジティブで打たれ強い性格だと徐々にわかってきました。失敗もプラスに変えるタイプですね!

体育会出身だからか、つらさが表情や態度に出ないと言われるので、そういう意味では打たれ強いのかもしれません。考えても仕方がないならやるしかない、と思っています。

私は反省しやすいんです。思ったことを全部書き留める習慣があって、ノートに反省を書いていたらびっしりになってしまうことも多々ありました。
ただ、これには、自分の反省点を可視化して改善できるポイントを見つける意味があります。

M・Iさんが、うちの部で共有している日報に「心のメモ」というタイトルでその日の反省をたくさん書いていた時は、ちょっと心配になっちゃいました(笑)

ーお二人は既に担当サイトを持って、オペレーショングループの一員として仕事をされていらっしゃいますが、現在は、教育担当のM・Yさんとは、どのような関わり方されていますか?

基本的には日報で日々の案件について報告し、フィードバックをいただいてます。考えてみて、どうしてもわからなかったところは、M・Yさんや、他の先輩方にも聞くようにしています。最近では自分で何とか出来ることが増えてきたと感じています。

私も同じです。日報のような形式で、反省や気づきなどを共有し、それに対してフィードバックをいただいています。以前は、から全て質問をしていて、「質問の量が多いね」とよく言われていました。最近は経験が増えたことで、少しずつ質問量を減らせているように感じます。

M・Iさんは、いい意味で、本当に質問の量が減ったと感じます。先に質問した方が良いことと、まずは調べてから質問した方が良いこと、要領がつかめてきたんだと思います。
S・Oくんは、まずやってみてときどきつまづいて、の繰り返しからちゃんと考えてから行動するように変化しましたね。
また、二人の成長に合わせてコミュニケーションの取り方を変えるよう意識をしています。一番初めの頃は「とにかく何でも聞いて」というスタンスでしたが、徐々に「わからないことがあったら質問して」に変わり、今では「一旦やってみてから報告して」に変化していきました。
業務上で必要な作業だけができるようになってほしいのではなく、コミュニケ―ションの取り方も含めて仕事の本質を学んでいってもらえたらいいなと思っています

ーあと3カ月で新入社員を卒業になります。今後の抱負を教えてください。


Webに強い人間になって、幅広く活躍していけるようになりたいです。まずは今の業務でつまずくことを無くし、着実に前進していければと思っています。

どんなイレギュラーの多い案件でも、信頼して任せてもらえるようになりたいと思います。後輩が入ってきたときに自分のこの一年の経験を自信をもって伝えられる先輩になりたいです。

二人とも日々成長しているなと感じています。これからも頑張ってくださいね!

次回は、テクニカルグループに配属になった新卒社員Tさんと、先輩社員Kさんの「先輩後輩対談Vol.3」を予定しております。

関連する記事